+賭博示録カイジ名台詞集+
もう散々既出だと思うので、個人的にズキュンときたものだけ打ってます。
台詞じゃなかったり擬音だったりもうごったまぜ……!




第1章・希望の





未来は 僕らの手の中―――――

(1巻・ナレーション)


    


また負けた・・・
働いてないのに また負けちゃった・・・・・・
ギャンブル負けちゃった・・・
ククク・・・・ クククク・・・・
ハハハハ ハハハ

(1巻・伊藤開司)


    


フフ・・・・
部屋ン中なか”いいかな・・・・?
戸口で話すようなことじゃないんだ

(1巻・遠藤)


    


墓穴・・・・
Wで墓穴 Wボケ


(1巻・伊藤開司)


    


ククク・・・・
カイジくん 違法も法だよ・・・・

(1巻・遠藤)


    


カイジ・・・・ おまえこれに乗れっ!
乗って しのいで・・・・・・・・ きれいになって戻ってこい

ククク・・・・
おまえのようなゴミ 死にかけたクズの最終戦さ

うすい望みにつられてかき集められたクズどもが一夜・・・・
地獄の淵をさまよう修羅の船
その名はエスポワール 希望の船・・・・・・・・

(1巻・遠藤)


    


おまえの毎日って今 ゴミって感じだろ・・・・?
無気力で自堕落で非生産 だろ・・・・・・?
どうしておまえが今 そうなのかわかるか・・・・・・?
教えてやる
金を掴んでないからだ・・・・・・!
ああ・・・・・・
金を掴んでないから毎日がリアルじゃねえんだよ 頭にカスミがかかってんだ
バスケットボールのゴールは適当な高さにあるから みんなシュートの練習をするんだぜ
あれが百メートル上空にあってみろ 誰もボールを投げようともしねえ
今のおまえがそうだ・・・・!
届かないゴールに うんざりしてるんだ
毎日・・・・いろいろな物を「見」はするだろうが
全部ショーウインドーの向こう側だ おまえには届かない・・・・
その買えないストレスが おまえから覇気を吸い取る 真っ直ぐな気持ちを殺していく

(1巻・遠藤)


    


今回のクルーズだってそうだ
オレは何度も勝てば1千万2千万入ると言っているのに
おまえはそっちには関心を示さない・・・・
負け癖が染み付いている証拠
このクルーズは そんなおまえの負け癖を一掃する いいチャンスだ
勝てっ カイジ・・・・! 勝って大金を掴め・・・・!
人生を変えろっ・・・・!

(1巻・遠藤)


    


あと二つ・・・・?
あと二つ・・・・??

(1巻・伊藤開司)


    


さっきオレがクルーズにねじこむ 例の嘘電をしてた時
あの時・・・・・・ あいつたぶん オレのこと
「いい人」だと思ったと思うんだよ
ククク・・・・
ああいうバカがいるから やくざは食いっぱぐれねえんだ
オレが「いい人」のわけねえじゃねえか・・・・・・!
・・・・・・ ククク・・・・
話にならねえ甘ったれ・・・・ あの船じゃそういうウスノロは
いのいちに餌食・・・・ ・・・・・・喰い物

(1巻・遠藤)


    


1996年 3月4日
晴海―――――――――


(1巻・ナレーション)


    


むわっ・・

(1巻・効果音)


    


あちゃ〜〜〜
なんだよ・・・・・・・・ こいつら・・・・
どいつもこいつも マイナスのオーラに満ちてやがんの
しかし まあ・・・・・・ 考えてみりゃ・・・・・・
うんざりするほど借金かかえて返済不能 そういうダメ人間の集まりだもんな 無理もねえか・・・・

(1巻・伊藤開司)


    


ククク・・・・ とんでもない
若き負債者を救済するためこのクルーズを企画した 我々が悪党のわけがない
我々は皆様に借金一括返済という 未曾有のチャンスを与えているのです
貸付金を4割アップで返すくらい その未曾有のチャンスを考えれば安いもの
4割は非常にリーズナブル 良心的金利でございます

(1巻・エスポワールスタッフ)


    


・・・・・・・・
汚ねえ・・・・

オレたちはそういう選択ができないからこそ この船に乗ってきてるんじゃねえか
足元見るとはまさにこのこと・・・・・・・・
・・・・・・・・こいつら・・・
死んだら地獄行きだぜ・・・・・・・・・・・・ど悪党・・・・!

(1巻・伊藤開司)


    


限定と聞いて・・・・
すぐある予感が走った・・・・
この勝負運否天賊じゃない・・・・・・・・
・・・・・・おそらくは・・・・・・ 愚図が堕ちていく
勝つのは 智略走り他人出し抜ける者・・・・・・・・!

(1巻・伊藤開司)


    


Fuck Youファック ユー
ぶち殺すぞ・・・・・・・・・・ ゴミめら・・・・・・!


(1巻・利根川)


    


甘えを捨てろ
おまえらの甘え・・・・・・ その最もたるは 今 口々にがなりたてた その質問だ
質問すれば答えが返ってくるのが当たり前か・・・・・・?
バカがっ・・・・・・!
とんでもない誤解だ 世間というものは とどのつまり
肝心なことは 何一つ答えたりしない

(1巻・利根川)


    


個人でもそうなのだ 大人は質問に答えたりしない
それが基本だ
おまえたちはその基本をはきちがえているから 今 朽ち果てて こんなところにいるのだ
無論中には 答える大人もいる
しかし それは答える側にとって 都合のいい内容だからそうしているのであって
そんなものを信用するってことは つまりのせられているってことだ
なぜそれがわからない・・・・・・?
なぜ・・・・・・ そのことに気付かない・・・・?

(1巻・利根川)


    


ククク・・・・ なるほどなるほど おもしろい
そういう想像もあるか・・・・・・ なるほどな・・・・・・・・
しかしどうだ・・・・? こんなふうにも想像できるぞ
負けて行きつく先が 地獄うんぬんと言うより 今・・・・現在ここが すでに・・・・・・・・
地獄の釜の底なのだ・・・・・・・・

ただ・・・・糸は垂れている・・・・・・
およそ半数は この釜の底から引き上げられるのだ・・・・・・
しかし 今は引き上げられる前・・・・ 人間以前の状態・・・・・・
言わば亡者の群れ 引き上がって初めて人間だ
引きあがった時点で 我々は人間扱いする 初めて諸々の権利も認めよう
しかしそれには勝たねばダメだっ・・・・・・!
おまえらはシャバでの闘いに 負けに負けて今ここにいる 折り紙付きのクズだ
今日はそのクズを集めた最終戦
ここで また負ける奴・・・・ そんな奴の運命などオレはもう知らんよ
そんな奴はもう本当にどうしようもない・・・・・・・・・・
勝ちもせず生きようとすることが そもそも論外なのだ
負けた時の処遇なんて そんな話はもうやめろ
それが無意味なことは もう話した これ以上は泣きごとに等しい
泣きごとで人生が開けるか・・・・・・!
そうじゃない おまえらが今することは そうじゃないだろ・・・・・・!
語ってどうする・・・・?
いくら語ったって状況は何も変わらない 今 言葉は不要だ・・・・
今 おまえらが成すべきことは ただ勝つこと
勝つことだ・・・・・・!
おまえらは負けてばかりいるから 勝つことの本当の意味がわかっていない
勝ったらいいな・・・・・・ぐらいにしか考えてこなかった
だから 今 クズとしてここにいる
勝ったらいいな・・・・じゃない・・・・・・!
勝たなきゃダメなんだ・・・・・・!


(1巻・利根川)


    


ひるがえって言おう
おまえたちは 負け続けてきたから 今 誰からも愛されることなく
貧窮し・・・・・・ ウジウジと・・・・・・
人生の底辺を・・・・・・
這って
這って 這って
這っているのだ・・・・・・!
なぜか・・・・・・?
それはおまえらが・・・・・・・・ ただ負け続けてきたからだ
他に理由は一切ない
おまえらはもう20歳を越えて 何年もたつのだから もう気が付かなきゃいけない
もう心に刻まなきゃいけない・・・・・・!
勝つことが全てだと・・・・・・・・
勝たなきゃゴミ・・・・・・
勝たなければ・・・・
勝たなければ・・・・・・
勝たなければ・・・・・・・・!

(1巻・利根川)


    


おいおい どうなってんだよこいつら・・・・
そりゃあオレも ぐっときたところあるけど・・・・
そんなふうに感化されるってことは結局 当の利根川が言っていた
大人の都合にのせられている バカってことじゃねえか・・・・
まったく・・・・・・・・ どうしてこう愚かしいわけ・・・・?
そんなことだからこんな船に堕ちてくるんだよ
根っこのところがおめでたいんだ こいつら・・・・・・

(1巻・伊藤開司)


    


それや・・・・・・! その星三つちゅうとこ
四つはいらん現状維持でいいってとこがミソ ポイント・・・・・・・・
つまり・・・・ 誰でもええ ここにいる誰かと組んで
カード12枚全部 出来レース
12回連続「あいこ」にすればええんちゃう・・・・・・?

(1巻・船井)


    


フフ・・・・ オレはリピーターなんよ

(1巻・船井)


    


勝負開始後わずか20分 あっさり殺された――――
この状況下では命同様に貴重な星を 二つ
またたく間・・・・・・・・・・わけのわからぬうちに
だまし取られた

(1巻・ナレーション)


    


ここはおまえらが 後人生を賭け 死力を尽くしてる
言うなら 戦場だ・・・・・・
戦場で 後ろから撃たれた 後ろから・・・・・・と 騒ぎたてる兵士がどこにいる・・・・?
いたら物笑いの種にされるだけだろう
戦場では だまし打ち 不意打ちが 日常・・・・・・
皆・・・・・・・・ なんとか相手の寝首を掻こうと・・・・ 後ろに回ろうと・・・・・・
策を巡らしている それが真剣勝負というものだ
おまえは 今
ただ・・・・後ろから刺された それだけだ・・・・!
散れっ・・・・!

(1巻・黒服)


    


長い間・・・・・・ と・・・・・・言っても15分ほどだが
オレは椅子に座り込み 放心状態
頭はオーバーヒート 何かを考えられる状況になく
ただ眼前に今 ある カード1枚に星一つという 絶望的状況に押し潰されていた
光明はなかった
よって次の手も見出せない どう考えても無理に思えた・・・・

(1巻・伊藤開司)


    


ボロ・・ ボロ・・ ボロ・・・

(1巻・効果音)


    


悔い・・・・・・・・
単に悔いと言うにはあまりに重い 身が千切れるような悔い

しかし考えてみれば こういうことが初めてじゃないことに気が付く
無論これほどの痛手ではないにしろ 今までも小さく悔いてきた
進学や就職 そういう人生の岐路で その判断を他人に委ねてきたことを思い出す・・・・
これはオレの性癖なのだ・・・・・・ 苦しく難しい決断になると 投げちまって それを他人に預ける
自分で決めない そうやって流され流され生きてきた
その弱さが この土壇場で出た・・・・・・
この結果は言うなら必然 これまでのオレの人生のツケ・・・・・・!
救われない・・・・・・・・
こんなバカ・・・・・・・・ 救われるわけない

(1巻・伊藤開司)


    


あんな所にいたら腐っちまう
オレもさっきまでそうだったから えらそーなことは言えねえが・・・・・・
奴ら・・・・・・ 可能性を見てない
気持ちに状況に押し潰され 僅かだけどまだ皆に残っている
勝ちへの道を閉ざしているんだ・・・・・・・・ 自分から
言っちゃ悪いが 奴ら正真正銘のクズ・・・・・・
負けたからクズってことじゃなくて 可能性を追わないからクズ・・・・

(1巻・伊藤開司)


    


安藤・・・・・・
泣くな・・・・・・・・見苦しい・・・・・・
・・・・・・・・ それから・・・
あまり人を舐めるな・・・・・・!

(1巻・伊藤開司)


    


カイジの頭の中を 幾度となくカードが交差する
その無限の交差の中 編み込まれていくある思考
そして その思考によって 解きほぐされていく 心理という名の結び目

勝つ道あり・・・・・・・・!
重く錆びつき とても開きそうになかった 勝ちへの扉が今軋みつつ動き出した
扉は開かれたのだ
そしてそこから一条の光
その光はさながら カイジらを生き残りへと導く細い綱
天が垂らした救いの糸
光明・・・・! 勝ちへのタイトロープ・・・・・・!

(1巻・ナレーション)


    


地は割れているが・・・・・・・・
跳べる距離・・・・・・
跳んだ瞬間に突風を受け バランスを崩すか・・・・?
あるいは 着地点が崩れるか・・・・?
そういうよっぽどのアクシデントがない限り これはまず跳べる距離なんだ・・・・・・・・!
つまり勝てる勝負・・・・!
・・・・・・どんなに恐ろしくとも ここは臆しちゃいけない・・・・・・!
このチャンスを見送ったら オレたちに生き残りはない
臆さない・・・・!
ただ・・・・行くだけ・・・・!

前へ・・・!

(2巻・伊藤開司)


    


バカかおめえら・・・・・・・・
オレの「演技」がなぜわからない・・・・?
2戦目の負けは はんば計算の上
撒き餌だってことがどうしてわからない・・・・?

(2巻・伊藤開司)


    


この男の思考
ギャンブルではこういう考えが一番危ない
まさに地獄に直結する道
チョキチョキ チョキと来たから もうチョキがないなどという読みは まさに泥沼
嵌っている・・・・・・・・・・・・
すでに泥中 首まで・・・・
崩壊路・・・・・・・・・・・・!
せせら嗤われる・・・・
ギャンブルという魔性に・・・・

(2巻・ナレーション)


    


つまり あんたの読みは正しかった 間違ってなんかいない
しかし 一歩狂えばそこがスキさ
正しいとなると人は とたんに疑わなくなる まして
その理で勝ってきたとなればなおさらだ・・・・・・・・
理ある故に無防備・・・・・・
必ず殺せる・・・・!


(2巻・伊藤開司)


    


古畑・・・・・・
やり直そうな・・・・・・
もし首尾よく大勝してこの船を降りれたら オレもおめえらもやり直そう・・・・・・
もう今までのような 澱んだくぐもった・・・・・・・・・・
そんな ハッキリしない 毎日から抜け出して・・・・・・・・・・
なんて言うか・・・・・・・・・・ もっと価値のある暮らし・・・・・・・・・・
・・・・・・うまく言えねえが・・・・・・・・・・
ともかく・・・・・・・・
今までとまるで違う人生を漕ぎ出そう・・!
・・・・・・・・
・・・・・・・・今度こそ・・・・・・!

(2巻・伊藤開司)


    


耐えるんだっ・・・・!
目先を追うなっ・・・・・・!
その場その場の状況で動くなよ オレたちはいつもそれで失敗してきたんじゃないのか・・・・・・!
別に これはこの船のことだけに限らない
実人生だってそうだったんじゃないのか・・・・・・?
いい加減気が付けっ・・・・・・!
耐えることなくして勝利はないんだっ・・・・・・!

(2巻・伊藤開司)


    


そう・・・・・・
これこそカイジが感じ続けてきた違和感 その源
カイジはその異変に実は心中の深いところでは気が付いていたのである
が・・・・・・この買い占めを成功させたいという願いが その事実からカイジの目を背けさせていた
「願い」がカイジを盲目にさせた・・・・・・!

(2巻・ナレーション)


    


それはカイジが 生まれて初めて味わう恐怖
どこまでも どこまでも
どこまでも落下していく・・・・・・・・ この感覚・・・・
暴落・・・・・・・・・・・・・・!

(2巻・ナレーション)


    


が・・しかし・・待て・・!
止まれっ・・・・・・・・!
それが既に妄想ではないのか・・・・?
グーの買い占めは破綻したのだ・・・・・・・・・・
今そのグーで勝負に行くのは その破綻した夢の欠片を追うようなもの
一度割れたグラスは いくらその破片を集めても もう元のグラスには戻らない
破片は破片でありグラスではない
今 状況はまるで変わってしまった・・・・・・・・
なのになぜか人は 一度・・・・・・こうと決めた戦略を貫こうとしてしまう・・・・・・・・
それがもう今の状況に合わぬ・・・・・・
欠陥だらけの時代遅れポンコツだと薄々知りながら ・・・・・・しかし放すことができない
狂躁に駆られてしまう 抑えがたく・・・・・・・・・
・・・・・・なぜだ・・・・?

(2巻・伊藤開司)


    


カイジは賢明だった
この時のカイジは賢明だった 古畑らの動きに釣られ 軽々に身を翻さなかったのは賢明
もっとも・・・・・・・・カイジは星一つで そうは容易く動けないということもあったが
兎にも角にも踏み留まった 心中に現れた破滅へと誘う魔物の手を かろうじて振り払った
が・・・・古畑らは振り払えなかった 捕まってしまった
ギャンブルという魔物の・・・・
その粘ついた触手に 捕まってしまった・・・・・・!
その手は焼けるように熱く 粘ついた触手が幾重にも手に絡み付き 容易には離れない
それどころか・・・・・・・・ しばらくすると 皮膚と同化さえ始めるのだ
つまり 本人は自分で考え行動しているつもりだが 実はもうすっかり魔物に操られていて・・・・・・
狂躁・・・・・・・・・・ 破滅へと突っ走る
古畑も安藤もその「何物か」に 急きたてられ突き動かされるように勝負へと向かった
そこに冷静な思考はもうない この「何物か」こそ・・・・・・・・・・
ギャンブルという魔物から一人一人の心中へ放たれた 熱く粘ついた触手
執着・・・・!
古畑も安藤も惜しくて堪らないのだ
この戦略に費やした労力・金が惜しくて堪らない
この戦略が無為のまま終わることなど・・・・・・ そんなこと許せない・・・・!
あってはならぬこと・・・・・・・・・・・・・・・・!

(2巻・ナレーション)


    


どちらかが完全にぶっ潰れるまでやる
デスマッチ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!


(3巻・ナレーション)


    


どうするもこうするもねえ・・・・!
おまえオレがさっきなんて言ったか 聞いてなかったのかよ・・・・・・!
言ったろ・・・・・・! オレはこの一試合だけで切り上げるって・・・・・・・・・・!
デスマッチもくそもねえんだよっ・・・・・・・・!
ボケっ・・・・・・! 一人で勝手な熱ふくな・・・・・・!
話にもならねえっ・・・・・・・・! 行くぞっ

(3巻・北見)


    


わかってくれ・・・・・・・・・・
わかって・・・・・・・ 死んでくれ・・・・・・・・・・
安藤 古畑・・・・・・・・・・


(3巻・伊藤開司)


    


いやっスいやっス・・・・・・! いやっス・・・・・・・・・・!
巻き込まないでくださいよ・・・・! カイジさんがカイジさんの星をどう賭けようと勝手っスけど
オレたちの星を巻き込まないでくださいよ・・・

(3巻・安藤)


    


今さら何ぬかすっ・・・・!
下界そとなら殴り散らしてるぞっ! クズがっ・・・・・・・・・!
おまえ今 金を持ってこうとしたじゃないか・・・・・・・・!
そうさ・・・・・・! まとまらなきゃ持っていくつもりだった・・・・・・・・・・
なのに・・・・・・・・ いざまとまったとなったら下りるって法があるか・・・・・・・・!
それにてめえらは仮に負けたとしても 今12ある星が9個になるだけだ
別室に堕ちるってわけじゃない・・・・・・! セーフティーだろうがっ・・・・・・・・!
それなのに・・・・・・!
まだびびりくさるかっ・・・・!

(3巻・伊藤開司)


    


前向きのバカならまだ可能性はあるが 後ろ向きのバカは可能性すらゼロ・・・・・・
言い切ってやらあっ・・・・・・・・!
おまえは100%成功しないタイプ・・・・!

本当のことさ・・・・
なーにが程だっ笑わせるんじゃない・・・・・・! おまえのはそんなんじゃないっ・・・・!
ただ小心なだけだっ・・・・!
小心が高じて脳まで退化してやがるのよ 生きてる人間としちゃまず最低さ
おまえらひょっとして 生きてるってことは心臓や肺が動くことと勘違いしてるんじゃねえのか・・・・・・・・?
だとしたら 本当に無駄だから さっさと死ねや
おめえみてえのは 本当にクソの役にもたたねえんだからよ・・・・!
小利口な口だけがしゃらくさいだけの人間・・・・・・・・・・
プライドっていう臭いだけが鼻につく生ゴミ野郎ってこと・・・・・・・・・・・・・・・!
悪いこと言わねえから 世間の迷惑考えたら死ねや・・・・・・・・ 船降りたらすぐによ・・・・!

(3巻・伊藤開司)


    


なんだなんだ・・・・
少しはカリカリしてきたんか・・・・・・? え・・・・・・?
そりゃあよかった
もしかしたらおまえらはもうすっかりびびっちまって そんな感情欠片も残ってねえのかと思ったぜ・・・・・・・
怒れ怒れ それでこそ正常だっ・・・・!
そしてよく考えてみろ・・・・・・・・! ここまで来たらもう・・・・・・
勝負だろうが・・・・・・・・・・!

(3巻・伊藤開司)


    


ぬかすなっ・・・・!
人が黙ってりゃあ ペラペラペラペラと調子に乗りくさって ボンクラが・・・・・・・・!
オレが生ゴミなら おまえは粗大ゴミだろうが・・・・・・・・
おまえみたいのが一番始末に困るんだよ
他人の迷惑顧みず突っ走る熱狂ヤロー
おまえは いちかばちか突っ込むことが かっこいいこと・・・・・・
それが男らしかったり 勇ましかったりすると 勘違いしてやがるんだ・・・・・・・・・・
ズレまくってんだよ・・・・・・! もうそのへんの根っこのところが

(3巻・北見)


    


フフ・・・・ 降りかけてるか・・・・・・・・・・

結構・・・・・・・・!

ってことは・・・・・・・・・・ 隙間があるってことだ・・・・!
それで充分・・・・・・・・!

(3巻・伊藤開司)


    


関係カンケーねえ
他人なんか関係カンケーねえんだよ・・・・・・・・・・!
オレだっ・・・・!
オレだっ・・・・・・!

オレなんだっ・・・・・・!

肝心なのはいつも・・・・!
オレがやると決めてやる・・・・ ただそれだけだっ・・・・!
・・・・・・・・ ククク・・・・・・・・
こんな簡単なことに ここまで追いつめられなきゃ 気が付かねえんだから
本当に愚図で どうしようもねえ・・・・・・!
でも気が付いた・・・・・・・・・・ 遅まきながら気が付いたんだ・・・・・・・・・・・・
耳を傾けるべきは 他人の御託じゃなくて 自分・・・・・・ オレ自身の声
信じるべきは オレの力・・・・・・!
オレが今ここで こうして立って話しているその力
その力を軽視して 心の拠り所を他に求めることが つまり弱いってことで 全ての間違いの始まりだった
そのことに今・・・・・・ やっと気が付いたのさ・・・・・・・・!

(3巻・伊藤開司)


    


沸騰点
水は100度で水蒸気に 液体から気体へその形容を変える
そんな変わり目を カイジは今自分の身の内に感じていた
そう・・・・・・・・・・ 思えば思い返せば
カイジにはなかったのだ 今までの人生で「何者か」に変わる瞬間など
ゆえにこれほど強くこれほど真っ直ぐに 感じたこともまたなかった・・・・・・
己が存在の現実感リアリティ・・・・・・ つまり・・・・・・
生を・・・・!
今確かに生きているという感触
その震えを・・・・!


(3巻・ナレーション)


    


古畑・・・・・・ 安藤・・・・・・
こうなったら 毒を喰らわば皿までも・・・・・・・・
毒皿でいくか・・・・・・

フフ・・・・・・ ・・・・・・・・・・ いっそ徹底しようってこと
常人の計りを超え狂気の沙汰まで徹底させれば 逆に道は開けるかもしれない
・・・・・・・・・・ ここまできたら・・・・・・ 破綻はもう覚悟の上・・・・・・・・!
パーも買い占めよう・・・・・・・・!

(3巻・伊藤開司)


    


無理もねえさ・・・・・・・・・・・・北見・・・・・・・・ おまえらには元々 信頼関係なんてない
100%利害だけでくっついた仲だ
明らかな利が生じればそっちへ人心は流れるさ それに
おまえ・・・・腹の底じゃ連中のことバカにしてたろ・・・・・・?
伝わってるぜ・・・・・・・・・・・・そういうのはよ・・・・・・・・・・・・
信頼関係がないどころじゃない
結局のところおまえはあいつらを嫌ってたし あいつらも同様だった・・・・・・・・・・
機会さえあれば切られて当然さ
その機会を・・・・・・・・・・ オレが与えてやったんだ

(3巻・伊藤開司)


    


ああ・・・・
切りゃあええんちゃうの・・・・? そういうクズは・・・・・・

(3巻・船井)


    


安藤 古畑・・・・・・
裏切るなよ・・・・・・・・!!

(3巻・伊藤開司)


    


















(まだまだ更新中)



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